こんにちは、けんけんです。
犬のハウストレーニングをやりたいけど、教え方がわからない。と悩んでいませんか?今回の記事はハウストレーニングを覚える意味や、活躍する場面、トレーニング方法について解説をします。
この記事は以下のような人におすすめ!
- ハウストレーニングのしつけ方を知りたい人
- ハウスを覚えさせる意味を知りたい人
- 犬との生活をより良いものにしたい人
クレートは犬の安心できる「部屋」です。しかし最初は、クレートを部屋として認識していないので、自分から入ることはありません。手順を踏めば「ハウス」という掛け声で、自分からクレートに入るようにすることは難しくありません。当ブログで犬に関する記事を執筆して、トイプードルと暮らすわたしが、ハウストレーニングについてわかりやすく丁寧に説明をします。
この記事を読めば、ハウストレーニングのコツがわかり、「ハウス」の掛け声で自分からクレートに入れるようになりますよ!
それでは、どうぞ!
もくじ
犬がハウスを覚える意味とは
ハウストレーニングは、犬の部屋であるクレートに自分から入り、おとなしくしていられるようにする練習です。クレート内で落ち着いていられるようになると、留守番をさせやすくなったり、クレートに入れての移動が楽になります。
今後、愛犬だけでお留守番させることも想定して、お迎え初日から練習をさせましょう。
ハウスのしつけが役立つ場面
ハウストレーニングが役立つ場面は次のような時に役立ちます。
留守番をさせるとき
犬がハウストレーニングを受けていると、留守番の際に安心して過ごすことができます。犬は自分のハウスやケージに慣れており、自分の安全なスペースでリラックスすることができます。
来客のとき
ハウストレーニングを受けた犬は、訪問者が家に来た際にも適切な行動をすることができます。犬がハウスや指定された場所に留まることで、飼い主やゲストとの交流が円滑になります。特に、犬が興奮しやすい場合や他の人に対して警戒心を示す場合には、ハウストレーニングは特に重要です。
災害のとき
犬がハウストレーニングを受けていれば、災害時に犬をクレートに入れて安全な場所まで運ぶことができます。また避難先でもクレートを部屋として犬が生活ができるので安心です。
旅行先や動物病院、ペットホテルで
ハウストレーニングを受けた犬は、旅行や外出時にも便利です。犬が自分のハウスやケージに慣れていると、新しい場所や動物病院、不慣れな環境でも安心して過ごすことができます。また、ハウスやケージは車の中での安全な移動やホテルでの滞在時にも役立ちます。
家具や物品の保護
ハウストレーニングにより、犬が特定の場所に留まることを学ぶことができます。これにより、家具や物品の破損や噛み付きを防ぐことができます。犬が自分のハウスや指定された場所に留まることで、家庭内の秩序を保つことができます。
クレートの設置場所
クレートの設置場所はどこに設置するのがよいでしょうか。子犬は好奇心が旺盛で、いろんなところに行きたがります。人の目が届かないところに行ってしまうと、誤飲・誤食の危険があります。犬は集団で行動する動物でもあるため、クレートやサークルは適度な生活音があり、人が集まるリビングがおすすめです。
また、クレートは直射日光が当たらず、湿気がこもらない場所に置きましょう。
犬をクレートで休ませるときには、クレートの上に布をかけるとよいです。周囲の様子が見えたり、明るかったりすると、犬が落ち着くことができません。光が入る部分だけ覆うようにして、風通しは良くしておきます。
ハウストレーニングの方法
それではトレーニングの方法について解説をします。ハウストレーニングを成功させるコツは、「クレートに入る=良いこと」と覚えさせ、自分で入るようにさせることです。
01:犬を集中させる
クレートの近くに犬を居させます。クレートの扉は開けておき、ごほうびを握り、犬の鼻先に近づけて、ごほうびに集中をさせます。
02:クレートにごほうびを入れる
ごほうびに集中したら、クレートにごほうびを投げ入れます。ごほうびが奥のほうに入るようにし、犬の体全体がクレートに入るようにします。
03:クレートに入ったらごほうびをあげる
2つめのごほうびを取り出し、犬が正面を向いたら「ハウス」と言って、ごほうびをあげます。
04:扉を閉めて慣れさせる
犬が落ち着いたら、扉を閉めてごほうびをあげます。最初は数秒から慣らして、少しずつクレートの中にいる時間を伸ばしていきます。
05:「ハウス」の指示だけで入るようにする
01~04を繰り返し行い、慣れてきたらごほうびを減らしていきます。「ハウス」の指示だけで入れるように練習をしましょう。
クレートを入るのを怖がらないようにする方法
クレートに無理に入れようとすると、クレートを嫌がるようになるかもしれないので、無理強いはダメです。もし、クレートに入るのを怖がってハウストレーニングがうまくいかないようなら、次のようにしてクレートに慣れさせましょう。
クレートにおやつを隠す
チーズやおやつなど香りが強いごほうびをクレートに投げ入れて、犬ににおいで探させてクレートの中に入りやすくします。
食事をクレートであげる
「クレート=食事場所=良いこと」と覚えさせ、クレートへの恐怖心を和らげます。食器はクレートの奥の方に置いて、食べさせます。
食器をクレートに入れて扉を閉める
フードの入った食器をクレートに入れて、扉を閉めます。クレートの中の食事が気になり、犬が「この中に入りたい」という欲求をかきたてるようにします。
おすすめのクレート
クレートは寝たり、休憩をしたり、愛犬がくつろぐ「部屋」としての役割をします。病院に連れて行くときにも使用します。
クレートはサイズが大きいと、中で排泄をしたりすることもあるので、体に合ったサイズのものを選ぶことが重要です。
トイプードルなどの小型犬でおすすめのクレートは「Amazonベーシック ペット用キャリー ダブルドア Mサイズ」です。
特長
- 正面と上部に2つのドア
- 強度に優れたハードクレート
- 通気性がしっかり確保
「Amazonベーシック ペット用キャリー ダブルドア Mサイズ」についてもっと詳しく知りたい人は「犬の「クレート」は何に使う?クレートの特長や使い方をわかりやすく解説」をぜひお読みください。
まとめ
今回の記事は、犬のハウストレーニングをする意味や、活躍する場面、ハウストレーニングをするやり方について解説をしました。
どんなしつけにも言えることですが、叩いたり、怒鳴ったりするのはNGです。「クレートに入る=良いこと」と覚えさせることがポイントです。
ごほうびをじょうずに使って、クレートに入ることの抵抗感をなくさせましょう。
ハウスは今後の愛犬との生活でも活躍するしつけのひとつです。
根気強く、トレーニングを行いましょう。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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