こんにちは、けんけんです。
細く輝く綺麗な長毛が特徴的なヨークシャー・テリアを飼ってみたいけど、どんな性格なのかを事前に知っておきたい。そんな方のために今回の記事はヨークシャー・テリアの性格の特徴や体の特徴、性別による性格の違いなどわかりやすく解説をします。
この記事は次のような人におすすめ!
ヨークシャー・テリアの性格を知りたい人
ヨークシャー・テリアの寿命を知りたい人
ヨークシャー・テリアが初心者でも飼えるのかを知りたい人
ヨークシャー・テリアは体重が2.5㎏~3.5㎏とたいへん小型な犬でクリクリとした黒い目に長い毛並みがとても魅力的です。そんなヨークシャー・テリアについて当ブログで犬に関する記事を執筆しており、自身も犬がとても大好きで飼ってもいるわたしがヨークシャー・テリアの特徴について丁寧に説明をします。
この記事を読めばヨークシャー・テリアの特徴がわかり、成長ステージごとの付き合い方もよくわかるようになりますよ!
それでは、どうぞ!
もくじ
ヨークシャー・テリアの性格
ヨークシャー・テリアはイギリスが原産の犬です。19世紀のイギリス、ヨークシャー地方で飼われ始めたのですが、その目的は家の中を荒らすネズミ退治のためでした。その頃は現在よりも体格はもう少し大きかったようです。現在は体高が23㎝程度でチワワに次ぐ小型犬で、日本でも人気がある犬種です。小さい体からは想像できないですが、活発で、気が強く、勇敢で、独立心が強いのが特徴で、人や犬に慣らす社会化は早い段階から行いましょう。
毛色による性格の違い
ヨークシャー・テリアは成長と共に毛色が変化していきます。子犬のころは黒を基調に黄色が混じったタンという毛色ですが、成犬になるとダークスチールブルーという毛色に変わります。ヨークシャー・テリアは毛色のバリエーションが少ないので、毛色による性格の違いはないです。
性別による性格の違い
ヨークシャー・テリアは他の犬種と同じように性別による性格の違いが少なからずあります。個体差による性格の違いもあるので、一般的な傾向だということでご理解ください。
オス
ヨークシャー・テリアのオスは活発ですが、甘えん坊です。成犬になってもメスと比べると遊び好きで小さい子供のように飼い主に甘えてきます。
メス
ヨークシャー・テリアのメスは落ち着きがあり、思慮深いという面があります。飼い主の気持ちを察して、飼い主に寄り添ってくれます。
ヨークシャー・テリアの体の特徴
ヨークシャー・テリアは体高が15㎝~232㎝ほど、体重は2.5~3.5㎏ほどの小型犬です。「動く宝石」と呼ばれる長い綺麗な被毛が特徴で、毛は伸び続けるため毎日のブラッシングが欠かせません。定期的なトリミングも必要な犬種です。パーツごとの特徴を詳しくみていきましょう。
原産国 | イギリス |
体重 | 2.5㎏~3.5㎏ |
体高 | 23㎝ |
色 | ダークスチールブルー、タン |
かかりやすい病気 | 膝蓋骨脱臼 |
頭
小さい丸い頭が特徴的です。
目
アーモンド形の丸く大きな黒い瞳がヨークシャー・テリアの魅力です。
耳
耳はV時型のたち耳で、たっぷりの飾り毛がはえています。
鼻
マズルの長さは中程度です。
被毛
ヨークシャー・テリアの被毛はシルキーコートと呼ばれるように絹のように細く滑らかな被毛が特徴的です。換毛期はありませんので抜け毛は比較的少ないですが、毛は伸び続けるため、毛玉防止のために毎日のブラッシングが欠かせません。また定期的なトリミングも必要です。
尾
ヨークシャー・テリアの尾は長いのですが、断尾をして短い子もいます。断尾の理由は複数ありますが、見た目のために行われることが多いです。もともとはネズミ駆除犬として活躍していたころにネズミに尾を振ったときに気づかれにくくするためだったとする説もあります。
胴体
筋肉が引き締まった体をしています。
四肢
端はしっかりしていますが、骨は細いため抱えるときには優しくお尻から支えてあげます。
ヨークシャー・テリアの寿命
ヨークシャー・テリアの平均寿命は14年~16年ほどです。成長は早く、1年ほどで成犬になります。10才すぎからはシニアになります。
新生児期
生後50日ごろまでを新生児期といいます。母親やきょうだいとこの時期に接することで他者との接し方を学びます。じゃれ合う遊びの中で、社会化の基礎ができます。早い時期に母親やきょうだいから離されてしまうと社会化を学ぶ機会が失われ、他者との接し方がわからず、過剰に怯えたり、攻撃的になったりします。
社会化期
生後5カ月ごろまでを社会化期と呼びます。この時期に飼い主と初めて出会います。好奇心が旺盛でなんにでも興味を持ちます。飼い主以外の人間や他の犬との触れ合いも経験させ、人間社会に順応させる社会化を進めます。トイレトレーニングやしつけを始める時期なので、チャイムの音や他人とのふれあいで無駄吠えや咬みつきをしないようにしつけていきます。
成長期
生後6カ月~1才くらいまでを成長期としますが、ヨークシャー・テリア体重は6カ月~7カ月には成犬並みの体重になります。しかし、筋肉や骨の成長、心の成長は続きますので、社会化の訓練は引き続き続けます。散歩や飼い主との遊びで成長の手助けをしましょう。
成犬期
生後1才~9才までを成犬期と呼び、体も心も落ち着き、飼い主と様々な経験ができる時期です。病気にもなりにくいので、いろんなところに一緒に行き、たくさんの思い出を作りましょう。成長期と比べると太りやすくなるので、食事や運動量に注意をします。
シニア期
10才を過ぎるとシニア期に入ります。人間の年齢にすると56才ほどになるので、運動量が落ち、寝ている時間が長くなってきます。健康管理に気を付ける時期です。室温の急激な変化を避け、食事もシニア用のフードを与えます。
ヨークシャテリアを飼う難易度
ヨークシャー・テリアは活発で、賢いですが、気が強いという特徴もあるので、社会化を上手に行う必要があります。また長毛のためブラッシングやトリミングなどのお手入れも欠かせないので、手間をかける必要はありますが、それができれば初心者の方でも飼うことができます。
散歩の目安 | 1日30分以上 |
ブラッシング | 毎日 |
トリミング | 必要 |
飼う難易度 | 初心者向け |
トリミング
ヨークシャー・テリアは換毛期が無く、毛が伸び続ける犬種のため定期的にトリミングが必要です。
散歩
小型犬ですが、活発で運動量も多いため1日30分以上は散歩をしてあげましょう。
ブラッシング
ヨークシャー・テリアは絹のような綺麗な細い毛が伸び続けるため、毛玉になりやすいため日々のブラッシングが重要です。毛並みを綺麗に保つためにもブラッシングを行ってあげましょう。
まとめ
今回の記事はヨークシャー・テリアの性格や体の特徴、寿命などを解説しました。ヨークシャー・テリアは「動く宝石」と呼ばれるように美しいシルキーコートの被毛が特徴的で、小さくクリクリした目がとても愛らしいです。しかし、小さい体からは想像できない、勇敢で活発、気が強いという性格の特徴があります。
人や犬に慣れさせる社会化を早い段階から行い、しつけを丁寧に学ばせましょう。
しつけができたヨークシャー・テリアはあなたの良いパートナーになりますよ。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。