こんにちは、けんけんです。
フレンチ・ブルドッグってとっても可愛いから飼ってみたいな。でもどんな性格なのか飼う前に知っておきたい。そんな人のために今回の記事は、フレンチ・ブルドッグの性格や体の特徴や寿命、飼う難易度についてわかりやすく解説をします。
この記事は以下のような人におすすめ!
- フレンチ・ブルドッグを飼おうとしている人
- フレンチ・ブルドッグの性格について知りたい人
- フレンチ・ブルドッグは初心者でも飼えるか知りたい人
ぺちゃ鼻にしわしわの顔、ピンと立った耳が特徴のフレンチ・ブルドッグですが、実は気難しい面もあります。今回は当ブログで犬に関する記事を執筆しており、犬が大好きなわたしが、フレンチ・ブルドッグの性格などわかりやすく丁寧に説明をします。
この記事を読めば、フレンチ・ブルドッグの性格がよくわかり、どのように接していけば良いかわかるようになりますよ。
それでは、どうぞ!
もくじ
フレンチ・ブルドッグの性格
フレンチ・ブルドッグはフランスが原産の犬です。イギリスのイングリッシュ・ブルドッグがフランスに送られて、パグやテリアと交配し生まれたと言われています。1900年ごろは耳の形が大きく縦に伸びた「コウモリ耳」とバラのように丸く広がる「バラ耳」の2タイプがありましたが、現在は縦に伸びた「コウモリ耳」が一般的です。ぺちゃんこの鼻にたるみのある顔、コウモリ耳が特徴的な犬種です。
フレンチ・ブルドッグの性格は愛情豊かで利口で明るいです。しかし、フレンチ・ブルドッグは初心者向けの犬ではなく、興奮しやすい傾向があり、社会化やしつけをしっかり行わないと暴走する犬種でもあります。
毛色による性格の違い
フレンチ・ブルドッグの毛色は大きく分類すると4つあります。
フォーン
クリーム
ブリンドル
パイド
フレンチ・ブルドッグは毛色による性格の違いはないと言われています。
性別による性格の違い
性格は環境や個体差による影響も大きいので、一概には言えませんが、性別による性格の傾向があります。「傾向がある」という程度で理解していただければと思います。。
オス
フレンチ・ブルドッグのオスはメスに比べると、活動的で甘えん坊です。また縄張り意識も強いので社会化をしていないと他の犬に激しく吠えることがあります。
メス
フレンチ・ブルドッグのメスはオスに比べるとおっとりしていて、マイペースな性格です。他の犬種でも同様の傾向があり、母性による影響が考えられます。落ち着いたパートナーとの暮らしを望む飼い主さんには良いかもしれません。
フレンチ・ブルドッグの体の特徴
フレンチ・ブルドッグの特徴は短頭種独特の短く潰れた「しし鼻」と、三角形のぴんと立った「コウモリ耳」です。体高は30㎝程度で小型犬ですが、体重は10~13㎏と中型犬くらいの重量があり、ガッチリとした体に力強い足で、ぐいぐい引っ張っていくパワフルさがあります。フレンチ・ブルドッグは暑さ、寒さどちらにも弱いので温度管理には十分気を付けましょう。
原産国 | フランス |
体重 | 10~13㎏ |
体高 | 30㎝ |
色 | クリーム、ブリンドル、フォーン、パイド |
頭
フレンチ・ブルドッグはイングリッシュ・ブルドッグから交配してできた犬種なので、ブルドッグ顔で大きな頭をしており、頭や肩のあたりのたるみが特徴的です。
目
両目の間隔は離れており、愛らしい印象を与えます。
耳
「コウモリ耳」と呼ばれるピンと立った耳が特徴的です。
鼻
フレンチ・ブルドッグは鼻が短い短頭種で、熱い空気に弱いです。暑い夏の散歩には注意が必要です。運動量が多い犬種なので、毎日の散歩が欠かせません。夏は涼しい時間帯などを選んで散歩をしましょう。
口
フレンチ・ブルドッグはアゴの力が強いため、咬みつきなどをしないように社会化をキチンと行いましょう。
尾
フレンチ・ブルドッグの尾は短くクルクルと巻いた形をしており「スクリューテイル」と呼ばれます。しっぽをフリフリとできないので、感情がわかりづらいです。
被毛
フレンチ・ブルドッグの毛色は大きく分類すると4つあります。
毛色
- フォーン
- クリーム
- ブリンドル
- パイド
フォーン
フォーンは「小鹿」を意味し、小鹿のような茶色い毛色です。個体によって色の濃淡があります。
クリーム
白っぽい淡色系の色合いのクリームは人気のある色です。
ブリンドル
黒の単色、もしくは黒に褐色などの明るい色が入った毛色が「ブリンドル」です。足に入る模様は「ソックス」。喉元から胸、お腹へとはいる模様は「エプロン」と呼ばれ、人気があります。
パイド
白色をベースに黒い模様が入った毛色が「パイド」。乳牛のようなカラーでフレンチブルドッグといえば!というカラーです。
胴体
どっしりとした胴体で、祖先が闘犬だったため、筋肉が付いており、ずっしりと重たいです。
四肢
フレンチ・ブルドッグの足も筋肉が付いており、力の弱い人は引っ張り負けるくらい力が強いです。散歩で引っ張り癖が付かないようにしつけをしましょう。
フレンチ・ブルドッグの寿命
フレンチ・ブルドッグの平均寿命は10歳〜13歳とされ、他の犬種に比べると短い傾向があります。シニア期は7歳ごろからです。体重管理や運動、病院での定期健診と病気にならないような体調管理を行ってください。
新生児期
生後50日頃までを新生児期と呼びます。この時期は犬にとってとても大切な期間で、母親やきょうだいとの触れ合いを通して、他者を理解し、社会化の土台となります。早い時期に母親から離されると、他者に対して過剰に反応し、吠えたり、咬んだりと問題行動を起こす場合もあります。
成長期
1歳くらいまでを成長期と呼び、心と体が大きくなる時期です。生後2、3カ月ぐらいからトイレトレーニングやしつけを行います。他の人や犬と接する社会化を行うのもこの時期です。フレンチブルドッグは興奮しやすい傾向があり、しつけができていないと成犬になってからも暴走する可能性があるため、社会化は特に重要な犬種です。
成犬期
1歳から7歳までを成犬期と呼び、体も心も成長が完了し、落ち着く時期です。お出かけや旅行などでフレンチ・ブルドッグと一緒に思い出をたくさん作りましょう。
シニア期
7歳以降をシニア期と呼びます。運動量が減り、睡眠時間が長くなります。免疫力も落ちて病気になりやすい時期なので、体重管理やフードなど気を付けてあげましょう。
フレンチ・ブルドッグを飼う難易度
フレンチ・ブルドッグは社会化やしつけがうまくできないと、暴走する犬になる可能性があります。初心者には飼うのが少し難しいので、キチンとしつけや社会化ができる人に向いています。
散歩の目安 | 1日60分以上 |
ブラッシング | 週1回 |
トリミング | 不必要 |
飼う難易度 | 初心者むけではない |
トリミング
フレンチブルドッグは春と秋の年2回の換毛期があり、被毛は短く、伸び続けないのでトリミングは不必要です。
ブラッシング
フレンチ・ブルドッグは短いキレイな被毛をしているので、適度なブラッシングはしてあげましょう。
散歩
エネルギッシュな犬種なので、理想は1日60分以上は散歩をしてあげます。
かかりやすい病気
フレンチ・ブルドッグのかかりやすい病気は熱中症、アレルギー、皮膚疾患、椎間板ヘルニアなど。
まとめ
今回の記事はフレンチ・ブルドッグの性格や体の特徴、寿命や成長ステージごとの付き合い方を解説しました。
フレンチ・ブルドッグは小型犬で愛らしい顔から初心者でも飼いやすい犬に思えますが、社会化がうまくできないと問題行動を起こす犬になりやすいため、初心者向けではありません。犬を飼った経験がある人におすすめできる犬種です。飼う検討をしている人はフレンチ・ブルドッグについてよく調べることをおすすめします。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。