いぬのきもち

犬が鼻を鳴らす理由は何?音の違いで犬の気持ちや体調がわかる、鼻を鳴らす音別に解説

PR

犬が鼻を鳴らす理由は何?音の違いで犬の気持ちや体調がわかる、鼻を鳴らす音別に解説

こんにちは、けんけんです。

犬が鼻を鳴らすことがあるけどなぜ鼻をならすのか気になりませんか?今回の記事は犬が鼻を鳴らす理由を音ごとに解説します。

けんけん

この記事は以下のような人におすすめ!

  • 犬が鼻を鳴らす理由・原因が知りたい人
  • 犬の気持ちを理解したい人
  • 犬が体調が悪いのではないかと心配な人

犬は「フンッ」など、さまざまな音で鼻を鳴らします。それは犬の気持ちを伝える場合もあれば、生理的なもの、体調不良などいくつもの理由・原因が考えられます。当ブログで犬に関する記事を執筆しており、大の犬好きのわたしが、鼻を鳴らす音ごとにわかりやすく丁寧に説明をします。

この記事を読めば、犬が鼻を鳴らす理由や原因がわかり、犬の気持ちを今よりももっと理解することができるようになりますよ!

それでは、どうぞ!

音別の犬が鼻を鳴らす理由や原因

音別の犬が鼻を鳴らす理由や原因

犬は鼻を鳴らすことで自分の気持ちを伝えます。また体調不良を音から気付くことができます。音ごとにどんな理由、意味があるのかを解説します。

鼻を「フンッ」と鳴らす

犬が「フンッ」と鼻を鳴らすときは生理的な理由と心理的な理由の場合があります。

生理的な理由:嗅覚をリセットするため

犬の嗅覚は人間の3,000倍から10,000倍と言われており、非常に敏感です。何かのニオイを嗅ぎたいとき、鼻腔の中に違うニオイの空気が残っていると正確にニオイが嗅げません。そこで、「フンッ」と鼻の中の空気を出して嗅覚をリセットするのです。嗅覚が鋭い犬ならではの理由ですね。

心理的な理由:威嚇のため

他の犬や人に対して警戒心を持ち、威嚇するときに強めに「フンッ」と鼻を鳴らすことがあります。鼻を鳴らす以外にも唸ったり、体勢を低くしいつでも飛びかかれるような行動をとります。

心理的な理由:不満なため

犬は不満があると「フンッ」と鼻を鳴らす場合があります。不満があるときは「フンッ」以外に「フー」と人間と同じようにため息をつくこともあります。犬が遊んでほしいときにかまってもらえないなど不満なときに「フンッ」と鼻を鳴らしたらかまってあげてください。

心理的な理由:飼い主へのアピール

飼い主を自分に注目させたいなど、興味を引かせるために鼻を「フンッ」と鳴らす場合があります。足元をうろうろしたり、抱っこを要求したりする行動を合わせてすることもあります。アピールの理由は遊んでほしい、撫でてほしい、抱っこしてほしいなどで、「わたしの

ことを見てよ」という行動です。

鼻を「クーン」と鳴らす

犬が「クーン」と鼻を鳴らすときには。寂しい気持ちや甘えたい気持ちがあるときです。子犬が寂しさから「クーン」と鳴くことがあります。成犬でも飼い主に甘えたいときや飼い主が不在で寂しいときに「クーン」と鼻を鳴らすことがあります。

鼻を「フンッフンッフンッ」と鳴らす

息を吐き出して鳴らす場合

犬が複数回にわたって鼻から息を出して鼻を「フンッフンッフンッ」と鳴らす場合は、病気で鼻が詰まって鼻詰まりを解消するためや、期間や肺が炎症を起こして咳をしている場合もあります。元気がないなど普段と違うなと感じたら獣医師に診ていただきましょう。

息を吸って鳴らす場合

犬が息を吸って「フンッフンッフンッ」と鼻を鳴らす場合は「逆くしゃみ」の場合があります。くしゃみは鼻から息を吐き出しますが、息を吸う動作になるため「逆くしゃみ」と呼ばれます。水を飲んだ直後や興奮した後に起こることが多く、1〜2分で症状は落ち着きます。逆くしゃみの原因はよくわかっておらず、生理現象だと考えらえているので、治療の対象ではないです。しかし気管支や肺の病気から出る呼吸の乱れの可能性もあるため、頻繁に出るようであれば獣医師に診ていただきましょう。診ていただくときに症状が出るとは限らないので、動画を撮っておくと良いですよ。

鼻を「グーグー」「ブーブー」鳴らす

犬が鼻を「グーグー」や「ブーブー」鳴らすのは犬が興奮している時に鳴らす音です。フレンチブルドッグやパグなど短頭種の犬によく見られます。

鼻を「フガフガ」と鳴らす

犬が鼻を「フガフガ」鳴らすのは鼻が詰まっているときに見られる音です。鼻水が鼻腔を塞いでいるので、無理に息を吸おうとして口呼吸になり、フガフガと音が鳴ってしまうのです。何かの病気の可能性もあります。獣医師に相談してみるのも良いでしょう。

犬が鼻を鳴らす音ごとの対処方法

鼻を「フガフガ」と鳴らす

犬が鼻を鳴らすことに対処をするには、まず何が理由、原因なのかを見きわめることが大切です。生理的なものなのか、心理的なものなのか、病気から来るものなのか。複数の理由や原因があるのでそれを絞る方法について解説をします。

犬と触れ合うことで判断する

犬が鼻を鳴らす理由・原因を絞り込むには、普段の犬の様子や体調がわかっていないといけません。近くにいるあなたが、愛犬の状態を一番見てあげることができます。愛犬と触れ合うことで生理的なもの、病的なもの、心理的なものか絞り込みましょう。

威嚇するときにはしつけをする

威嚇のために鼻を鳴らしている場合は、威嚇する行為を止めましょう。この場合に叱るようなやり方は逆効果になるため、落ち着いた声と動きで止めます。行為をやめたらご褒美のおやつをあげ、しつけを行います。威嚇する行動をやめさせないと、行動がエスカレートし、吠えたり、咬みついたりという問題行動に発展する場合があります。

興奮状態のときは落ち着かせる

興奮状態になり、鼻を鳴らしているときは犬を落ち着かせることをまずは考えましょう。ボール遊びで興奮しすぎているのであれば遊びを中断し、それから犬を落ち着かせます。興奮している原因を取り除くことで、落ち着くはずです。

判断がつかない場合は獣医師に相談する

犬が元気がない、鼻水を垂らしているなどの症状があったり、鼻を鳴らすのが連続して起き、なかなかやまない場合は獣医師に診てもらいましょう。犬は自分で症状を話すことができないので、鼻を鳴らしているところを動画で撮影しておくと獣医師にも診断してもらいやすくなります。

まとめ

今回の記事は犬が鼻を鳴らす理由を、鼻を鳴らす音ごとに解説をしました。犬が話す理由は生理的理由、心理的理由、体調不良が原因があります。

音だけで判断するのではなく、体の動きや尻尾の位置や動き、体調の変化などを見て理由を判断します。

犬が鼻を鳴らすときは病気などの体調不良が原因の場合があるので、いつもと違うなと感じたら獣医師に相談することをおすすめします。

愛犬が何を考えているのかわかるようになると、今よりももっと愛犬と仲良くなれますよ。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

関連記事

犬の鳴き声のまとめ!犬の鳴き声や音から気持ちがわかる、理由ややめるさせる方法

犬がため息をつく理由とは?犬の感情やストレスについての解説やため息を付きやすい犬種を紹介

犬が「遠吠え」する理由とは?「遠吠え」をやめさせるにはどうすればいいか解説

犬が唸る理由とは?犬の唸りをやめさせる方法も解説

-いぬのきもち