こんにちは、けんけんです。
愛犬が前足や後ろ足で耳を掻く行動をするけどこれはなんでやっているのかな?と気になっていませんか?今回の記事では犬が前足・後ろ足で耳を掻く理由や原因について解説をします。
この記事は以下のような人におすすめ!
- 犬が後ろ足で耳を掻く理由を知りたい人
- 犬が前足で耳を掻く理由を知りたい人
- 犬の気持ちを知りたい人
犬は言葉をしゃべりませんが、さまざまな方法で意思表示をしています。耳を掻くという行動にも犬の気持ちだったり体の状態を伝えています。当ブログで犬に関する記事を執筆しており、大の犬好きのわたしが犬が足で耳を掻く理由・原因についてわかりやすく丁寧に説明をします。
この記事を読めば、犬の気持ちや体の状態を「耳を掻く」という行動から分かるようになり、愛犬ともっと仲良くなりますよ。
それでは、どうぞ!
もくじ
犬が足で耳を掻く理由は
犬は耳を後ろ足で掻いたり、前足で顔を抱えるように掻いたりすることがあります。これは単純に痒いから掻いているのでしょうか?犬が足で耳を掻く理由を解説していきます。
理由①:満足している(後ろ足)
わたしが飼っているトイプードルのくうちゃんは散歩が大好きで、散歩を始めると後ろ足で耳の後ろを掻く行動をよくします。犬が散歩をしている最中や、ご飯を食べたあとに後ろ足で耳の後ろを掻く理由は、嬉しくて満足しているからです。
犬によって嬉しいこと、好きなことが少しずつ違ってくるので、後ろ足で耳を掻いたときにとっている行動が「この子の好きなこと(満足していること)なんだな」と知ることができます。
理由②:不満がある(前足)
愛犬が、両前足で顔を抱えるようにして、床や壁に耳を擦りつける行動をとることはありませんか?これも気持ちを表す行動の1つで後ろ足で耳を掻くのとは違い、不満があるときにとる行動です。飼い主さんに遊んでほしいけどぜんぜんかまってくれないとき、散歩にいきたいけどいけないときなど、何かしら自分の思い通りにならない事があるときに見られます。
前足で耳を掻く姿を見たら、愛犬と触れ合って、不満を解消してあげましょう。
理由③:病気で痒い
愛犬が、後ろ足、前足問わず、耳を頻繁に掻くようであれば、病気の可能性があります。
病気の例
- 外耳炎などの耳の病気
- 皮膚の炎症
- ノミ・ダニの寄生によるもの
病気の場合、そのまま放っておくと悪化してしまうこともありますので、気になることがあれば獣医さんに診ていただきましょう。
ここでは耳を痒がるときに、かかる可能性の高い中耳炎について少し詳しく解説をします。
犬の外耳炎とは
犬の耳は内耳、中耳、外耳とあり、耳の穴から鼓膜の外側までの部分が外耳と呼ばれる部分で、外耳が炎症をおこして赤く腫れたり化膿している状態を「外耳炎」といいます。
症状
- 耳が痒くなる
- 耳垢が増える
- 耳が臭くなる
- 頭を振る
上記のような症状が出ますので、頻繁に耳を掻くしぐさをしたり、耳のニオイを嗅いで臭かったり気になるようであれば獣医さんに診断をしてもらいましょう。
外耳炎の原因
外耳炎になる原因は次のような原因が考えられます。
- 細菌感染
- 寄生虫感染
- 異物侵入
- アレルギー
耳の穴(耳道)に真菌や細菌が繁殖したり、耳ダニとよばれる寄生中に感染したり、草の種などが耳の中に入ったり、食物アレルギーなどで炎症をおこす場合があります。綿棒での掃除など耳の穴を清潔に保つことが予防になります。ただし強くこすったりすると耳の穴を傷つける場合もあるので注意してください。
外耳炎になったときの対処方法
愛犬の耳の異常が感じられたときは、動物病院で診ていただくことをおすすめします。異常があるときは早めの治療が愛犬にとっても最良です。
まとめ
犬が前足や後ろ足で耳を掻く理由・原因について解説をしました。
犬が足で耳を掻く理由は3つあります。
ポイント
- 満足している(後ろ足で掻く)
- 不満がある(前足で掻く)
- 病気(両方どちらもある)
後ろ足で耳を掻くときは満足している、前足で耳を掻くときは不満があると覚えておいてください。
頻繁に耳を掻くしぐさをするときは病気にかかっている可能性もあるので、獣医さんに診ていただきましょう。
耳を掻いている理由がなんなのかは、普段からコミュニケーションを取っているとなんとなくわかるようになります。日頃からたくさん愛犬にかまってあげてくださいね。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。