こんにちは、けんけんです。
トイプードルのモコモコの毛と愛らしいクリクリの目、飼ってみたいけどどんな性格の犬なのかな?初心者でも飼うことができるのかな?と疑問に思っていませんか?
今回の記事ではトイプードルの性格や体の特徴、トイプードルの寿命について丁寧にわかりやすく解説をします。
この記事は以下のような人におすすめ
- トイプードルの性格を知りたい人
- トイプードルをこれから飼おうと考えている人
- トイプードルの体や性格の特徴を知りたい人
トイプードルは集合住宅でも飼いやすいということで日本でもたいへん人気がある犬種です。わたしは7才になるレッド色のトイプードルをマンションで飼っていますが、犬を飼うのははじめてだったので、飼う前に書籍やインターネットでトイプードルについて調べまくりました。そんなわたしが知りたかったなと思ったトイプードルのことを今回まとめてみました。
この記事を読めば、トイプードルの性格や体の特徴、年齢に応じた犬との付き合い方がよく分かるようになりますよ。
それでは、どうぞ!
トイプードルの性格
トイプードルはフワフワの毛並みとクリクリのつぶらな瞳の愛くるしい小型犬です。原産国はフランスで狩猟犬が起源です。18世紀ごろフランスの貴族を中心に愛玩犬として人気を博しました。日本でも小型で毛が抜けにくいということでマンションなどの集合住宅でも飼いやすい犬種としてたいへん人気があります。
性格の特徴
トイプードルの性格は次にあげるような特徴があります。
特徴
- 賢くて物覚えがいい
- 好奇心が強く、活発
- 人なつこく甘えん坊
特徴①:賢くて物覚えがいい
トイプードルはサーカスで芸をできるため、様々な犬種がいる中でも賢い犬に分類されます。しつけがしやすく、覚えさせればいろんな「芸」を覚えることもできます。
特徴②:好奇心が強く、活発
トイプードルは狩猟犬をルーツにするため、動く物に反応したりと好奇心が強く活発です。ボール遊びやロープでの遊びが大好きで、トイプードルから遊びをせがんでくることもあります。一緒になって散歩したり遊んだりしたい人はとてもよいパートナーとなるでしょう。
特徴③:人なつこく甘えん坊
トイプードルは飼い主に愛情深い犬種です。とても甘えん坊でかまってほしいと要求をすることもあります。甘えん坊で困った行動をしないように飼い始めのしつけ方に注意が必要です。
毛色による性格の違い
トイプードルの毛色はJKCで公式に認められているカラーはなんと14色もあります。ホワイト、ブラック、ブラウン、シルバー、レッド、アプリコット、ブルー、グレー、シルバーグレー、クリーム、カフェオレ、ベージュ、シルバーベージュ、シャンパンです。毛色によって性格が違うとも言われていますが、その子のもともとの性格や育て方や環境によっても違うため、あくまで参考程度に考えるとよいでしょう。
今回は日本でも比較的よく見かける6色について紹介をします。
レッド
比較的人気のある毛色で、同じレッドでも濃淡がある子がいます。毛量は普通で、足が長く、体の線が細い子が多いと言われています。穏やかな性格で、人になつきやすいです。
ブラック
ブラックカラーは目、鼻、唇が真っ黒で毛量もあり皮膚が強いです。人や犬が好きで陽気な性格ですが、キレるときはキレる。落ち着いているときと気性の荒いときの差がある。
ブラウン
ブラウンカラーは鼻、アイライン、パッドなどがレバー色で落ち着いた色合いをしています。いつも自分中心で天真らんまんで人も犬も好きで陽気ですが、マイペースな一面もあります。
ホワイト
気品のあるホワイトカラー。皮膚の色は一般的にはピンク色の子が多い。性格は明るく賢く、慎重です。頭がよくしつけやすいと言われています。ホワイトなので涙やけが目立ちやすいのでお手入れに手間がかかります。
シルバー
上品な色のシルバーは生まれたときはブラックに見えますが、1才くらいになるときれいなシルバーに毛色が変化します。甘えん坊でシャイな子が多く、噛みつきやすい面もあります。
アプリコット
淡いオレンジ色の毛色のアプリコット。毛量は少な目で弾力性がない毛質です。毛が細いためこまめなブラッシングが必要です。性格は明るいですが比較的神経質で人見知りする子が多いです。
性別による性格の違い
トイプードルに限ったことではありませんが、性別によっても性格の差があります。ただし、個体差や生活環境でも性格は変化しますのでこちらも参考として考えてください。
オス
甘えん坊でやんちゃな子が多い。飼い主が帰ってきて嬉しくて甘えすぎてしまう面も。
メス
メスも甘え上手ですが、オスに比べるとおとなしい子が多く、成熟するのもオスより早く自立心が強いと言われています。オスに比べると頑固な一面があります。
トイプードルの体の特徴
トイプードルは水猟犬の「スタンダード・プードル」を飼育しやすいように小型にした犬種です。スタンダード・プードルは体高45~60㎝の大型ですが、トイプードルは体高28㎝以下です。体重はオスが3~6㎏、メスが2~4㎏が平均で、メスがオスよりやや小さいです。フワフワもこもこの毛並みとアーモンド形の目が特長で、愛玩犬として人気があります。
原産国 | フランス |
色 | 14色 |
体重 | オス3~6㎏ メス2~4㎏ |
体高 | 26~28㎝ |
かかりやすい病気 | 膝蓋骨脱臼、骨折、白内障、 涙目やけ、逆さまつ毛、水頭症 |
パーツの特徴
トイプードルは目や鼻、耳がバランスよく配置されており、ぬいぐるみような愛らしい顔、フワフワの被毛と魅力がたっぷりです。
頭
ほどよい丸みがあり、頭の左右の長さとマズルの長さがほぼ同じ。額から目にかけてわずかにくぼんでいます。
目
ばっちりしたアーモンド形で、両目は適度に離れています。
耳
目の高さかやや低い位置についており、肉厚のたれ耳です。耳の中にも飾り毛が生えています。
鼻
鼻の色は毛色がブラウンの犬はレバー色。ほかの毛色の犬は黒色です。
口
唇は引き締まっていて黒色。歯はこどもが28本、おとなが42本。マズルは真っすぐで長い。
被毛
フワフワして弾力性がある。季節による生え変わりがなく伸び続けるため、定期的にトリミングが必要。
尾
高めの位置についていて上を向いている。しっぽにも飾り毛が生えている。
胴体
体長と体高がほぼ同じで正方形のバランスのよい体型。
四肢
まっすぐ伸びていて、後ろ足は筋肉が発達している。肉球は黒色。
トイプードルの寿命
トイプードルの平均寿命は約15年。成長速度は人間と比べるととても早く、生まれてから1年でおとなになります。10才にはシニア期に入り、平均寿命は15~16年ほどです。もちろん個体差があるのでもっと長生きをする子たちもたくさんいます。
トイプードルのライフステージ
トイプードルは成長と共に心や体に大きな変化が生まれます。5つのライフステージに分けて見ていきましょう。
新生児期
生後50日ごろまでが新生児期です。生まれてすぐに親やきょうだいと触れ合うことで、他者との接し方を学びます。子犬どうしでじゃれ合って遊びながら過ごします。社会化の基礎が培われ、他者がいても落ち着いて過ごせるようになります。この時期に親やきょうだいから離されると社会化を学べないため、他者との接し方がわかりません。そうすると怯えたり、攻撃的になったりします。子犬にとって非常に重要な時期でもあります。
社会化期
生後6か月ごろまでを社会化期と呼びます。飼い主に出会うのもこの頃です。好奇心旺盛で、いろんなものに興味があります。この時期に様々な経験をさせることで人間社会への順応性が高くなります。トイレトレーニングやしつけを始める時期でもあります。ワクチン接種が済んだらトリミングにも行くことができます。
成長期
生後7か月~1才頃までを成長期と呼び、心と体が成長する時期です。体も大きくなり、筋肉も発達する時期なので散歩やボール遊びなど運動をたっぷりとしてあげましょう。食事は子犬用の物を食べさせ、社会化を継続して続けます。メスは半年から10か月ごろにはじめてのヒート(発情)があります。また恐怖心が芽生える時期でもあります。恐怖心は身を守るために必要な感情ですが、過剰な恐怖心は心の成長を阻害する場合がありますので、慎重にしつけなど行いましょう。
成犬期
1才すぎから9才くらいまでを成犬期と呼びます。トイプードルは1才をすぎるころまでには体の成長は終わり、心も安定します。飼い主といろんなところに一緒に行け、様々な経験ができます。食事は朝と夕の一日2回。成犬用のドライフードを与えます。避妊や去勢をすると太りやすくなるので、避妊や去勢した子のダイエットフードを与えるなど体重管理に気を付けます。
シニア期
10才をすぎるとシニア期に入ります。運動量が落ち、寝ている時間が長くなります。被毛の色が薄くなったり、毛が細くなったりすることもあります。病気しやすくなるので注意も必要です。フードはシニア用を与え、健康管理に気を付けてあげてください。
トイプードルを飼う難易度
トイプードルは小型犬で人なつこく、賢いため初心者でも飼いやすいです。季節での毛の生え変わりがないため、毛が抜けぬけず飼いやすい理由のひとつです。
1日の散歩の目安 | 30分×2回 |
ブラッシング | 毎日 |
トリミング | 必要 |
飼う難易度 | 初心者向け |
トリミング
毛は抜けませんが伸び続けるため、トリミングは必須となります。カットの種類は豊富でテディベアカットやプリンセスカット、マシュマロカットなどふわふわの毛を活かしたカットが魅力です。トリミングの頻度は1~2か月に1回は必要です。ちなみにわたしの家のトイプードルは2か月に1回のトリミングで、トリミングまでに時間があり、目の周りやアゴの下など伸びて気になる部分は自分でカットして調整をしています。
散歩
水猟犬が起源のトイプードルは活発で運動が大好きです。散歩の時間と回数の理想は1日30分×2回です。なかなか時間が取れない飼い主さんも多いと思います。わたしの家のトイプードルは30分~50分を1回の散歩です。それでも足腰の筋肉はすごく強いとかかりつけの先生には言っていただけています。
ブラッシング
トイプードルは被毛を整えるため、ブラッシングは毎日行います。用意するブラシはスリッカーブラシとコームです。トイプードルは毛がクルクルと丸まっているのでゴミが絡まりやすいため、散歩の後にやってあげるといいですよ。ブラッシングは耳の後ろや足の後ろの毛など毛玉になりやすい部分を重点的にやってあげます。
まとめ
今回はトイプードルの性格や体の特徴、寿命、飼いやすさについて説明をしました。
トイプードルの性格は
特徴
- 賢くて物覚えがいい
- 好奇心が強く、活発
- 人なつこく甘えん坊
で初心者でも飼いやすい犬種です。活発な子が多いため、一緒にたくさん遊んであげるようにしましょう。
毛は抜けにくいので部屋が毛だらけになる心配はありませんが、毛が伸び続けるため定期的なトリミングが必要です。愛情を注げば、愛情を飼い主にしっかりと返してくれるトイプードルはあなたの良いパートナーになってくれると思います。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。