こんにちは、けんけんです。
世界最小の小型犬といわれるチワワ、リンゴのカタチをした小さい頭にクリクリの大きい瞳を持つかわいらしい犬種です。そんなチワワを飼ってみたいけど、どんな性格の犬なのか?初心者でも飼えるのか?と疑問に思っていませんか?
今回の記事はチワワの性格や体の特徴、平均寿命や飼いやすさなどわかりやすく丁寧に解説をします。
この記事は以下のような人におすすめ!
- チワワの性格を知りたい人
- チワワをこれから飼おうと考えている人
- チワワの特徴を知りたい人
小型犬のチワワは賢く、人なつこい性格で、集合住宅でも飼いやすいためトイプードルに次ぐ人気のある犬種です。わたしは7才になるトイプードルを飼っており、そのトイプードルは1才まで他の家で飼育放置されていた子でした。引き取ってからはどうやったら犬を幸せに育てることができるのかを目標に、犬について調べ、トイプードル以外にもある程度の知識を持てるようになりました。「好きこそ物の上手なれ」ですね。
そんなわたしがチワワについてまとめています。
この記事を読めば、チワワの性格や体の特徴、年齢に応じた犬との接し方がよくわかるようになりますよ!
それでは、どうぞ!
もくじ
チワワの性格
チワワはメキシコが原産国の犬種で、メキシコのチワワ州からその名の由来があります。世界最小の犬として知られるチワワですが、体が小さいので家の中を走り回ったり、飼い主とボール遊びをするだけでも一日の運動量をこなすことができ、日本の集合住宅で飼うのに適した犬種で、トイプードルの次に人気があります。
性格の特徴
見た目とは違い、活発で大型犬にも堂々と対応する非常に勇敢な面もあります。飼い主には忠実ですが、他人には警戒心が強くなつきにくい性格です。小さいころから社会化を行えば人も犬も受け入れるようになりますが、社会化が適切にできていないと吠えやすく咬みつきやすくなります。とても賢い犬種なので迎えたらしつけをしっかり行いましょう。
毛色による性格の違い
チワワはロングコート(長毛)とスムース(短毛)があり、毛色も無数に存在します。トイプードルのように毛色による性格の違いはないと言われています。
性別による性格の違い
チワワは賢く活発で勇敢な性格ですが、性別による性格の違いがあります。
オス
オスはリーダー意識が強く、飼い主を守ろうとする意識から大型犬にでも立ち向かっていきます。飼い主にはなつき、甘えてきます。
メス
メスはオスに比べると穏やかな性格です。飼い主に忠実ですが、オスに比べて成熟が早く独立心も強いため、かまいすぎるとストレスに感じることがあります。適切な距離感を見つけるようにしましょう。
チワワの体の特徴
チワワは大きくてつぶらな瞳と小さくて丸い頭が特徴の世界最小の小型犬です。体高は15~23㎝、体重は1㎏~3㎏で非常に小さいです。各臓器も小さく、骨も細いため室内のソファーの段差なども注意が必要です。高さがあるところには台を設置し注意をしてあげましょう。また寒さに弱いため冬場は洋服を着せたり、毛布をかけたり体温調整に気を付ける必要があります。
原産国 | メキシコ |
色 | 全色 |
体重 | 1~3㎏ |
体高 | 15~23㎝ |
かかりやすい病気 | 骨折、膝蓋骨脱臼、白内障、 目のケガ、水頭症 |
頭
チワワの頭は「アップルヘッド」と呼ばれ、リンゴの形に似ています。小さい頭がとても可愛いですが、頭頂部に骨のつなぎ目があり隙間が開いているのでたいへん弱くなっています。叩いたりせず、衝撃を与えないように注意が必要です。
目
大きなつぶらな瞳が印象的です。
耳
耳はピンと立った立ち耳で、スムースは飾り毛が少ないですがロングコートは飾り毛があります。耳は頭に対して大きいので清潔に保ち、外耳炎などのトラブルを防止しましょう。
鼻
鼻筋が通っており、鼻の色は黒色が多い。
被毛
チワワの被毛はロングコート(長毛)とスムースコート(短毛)があり、ロングコートは毎日のブラッシングが必要になります。チワワには換毛期が春と秋の年2回あります。
尾
カーブした適当な長さの尾が特徴です。
胴体
手足は細いですが胴体はガッチリとしており、体長が体高より僅かに長いのが特徴です。
四肢
手足の骨は細く、デリケートなため、高さのあるところから飛び降りたりしないように注意が必要です。
チワワの寿命
チワワの平均寿命は13年~16年です。チワワの成長は早く、生後7か月から12か月で成犬となります。10才くらいからシニア期に入り、10才で人間に換算すると56才くらいだと言われています。
チワワのライフステージ
チワワは成長と共に心や体に大きな変化が生まれます。5つのライフステージに分けて見ていきましょう。
新生児期
生後50日ごろまでが新生児期です。他の犬種も同様ですが、この時期に親やきょうだいと触れ合うことで、他者を自覚し接し方を学びます。子犬どうしでじゃれ合う遊びをして筋肉を成長させます。この時期に他者がいても落ち着いてすごせる社会化を学びます。充分に親きょうだいと触れ合うことが重要な時期です。
社会化期
生後4、5か月ごろまでを社会化期と呼びます。好奇心旺盛で、いろんなものに興味を持ちます。この時期に様々な経験をすると人間社会への順応が炭ーズにできます。トイレトレーニングやしつけを始める時期です。
成長期
生後6か月から1才くらいまでを成長期と呼び、心と体が大きく成長する時期です。体が大きくなり、成長が止まった体重がその子のその後の適正体重となります。食事は子犬用のフードを与えて、充分に運動をさせて筋肉の発達をさせましょう。恐怖心が芽生える時期でもあるので、社会化を継続しながら過剰な恐怖心が植えつけられないように気を付けます。
成犬期
早い子は7か月くらいから遅い子で1才くらいで成犬期に入ります。9才くらいまでが成犬期で体の成長は終わり、心も落ち着きます。飼い主と様々な場所に行きいろんな経験が飼い主ともども出来る時期です。太りやすい時期でもあるのでカロリーコントロールに気を付けます。
シニア期
10才をすぎるとシニア期に入り、運動量ががくんと減り、寝ている時間が長くなります。病気にかかりやすくなるので注意が必要です。フードはシニア用の物を食べさせましょう。
チワワを飼う難易度
チワワは警戒心が強いですが、飼い主にはよくなつき、忠実で賢い犬種です。小型のためマンションなどの集合住宅でも飼いやすいです。
1日の散歩の目安 | 30分以上 |
ブラッシング | ロングコート:毎日 スムースコート:2~3日に1回 |
トリミング | 不必要 |
飼う難易度 | 初心者向け |
トリミング
チワワは春と秋の換毛期があり抜け毛が多く、毛が伸びる速度も遅いので基本的にトリミングは不要です。肉球の間の毛やお尻の毛が気になるようであれば切ってあげます。
散歩
チワワは活発ですが、小型のため家の中で飼い主と遊ぶだけでも十分な運動量になります。散歩はストレス発散や人間や他の犬と適切な距離感を保つ社会化を学ぶ場にもなるため一日30分程度の散歩は行いましょう。社会化を学べないと人間や犬に吠えたりかみついたりする困った行動をとってしまいます。
ブラッシング
チワワはブラッシングが必要です。ロングコートは長い毛並みなので毎日ブラッシングしましょう。スムースコートも皮膚の健康を保つために2~3日に1回はピンブラシなどをつかってブラッシングをします。
まとめ
今回の記事はチワワの性格や体の特徴、平均寿命や、飼う難易度について解説をしました。
チワワは警戒心が強いですが、勇敢で活発で飼い主に忠実です。しっかり社会化ができれば大型犬とも堂々と対応でき、初心者にもおすすめできる犬種です。
生後4か月ごろから社会化をすすめ、人間も他犬も受け入れられるように頑張りましょう。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。