こんにちは、けんけんです!
犬を飼いたいけど、狂犬病の予防接種のことがよくわからないな?どれくらいの頻度で受けるのかな?副作用はどんなもの?費用はどれくらい?そんな悩みにお応えするために、今回の記事を書きます。
この記事は以下のような人におすすめ!
- 狂犬病の予防接種について知りたい人
- 狂犬病の予防接種の副作用が知りたい人
- 狂犬病の予防接種の費用が知りたい人
犬を飼ったら、人間のように予防接種が定期的に必要になります。今回の記事は、飼い主の義務である狂犬病の予防接種について、当ブログで犬に関する記事を書いており、トイプードルと一緒に暮らす、わたしがわかりやすく丁寧に解説をします。
この記事を読めば、狂犬病の予防接種について理解ができ、愛犬の安全と健康を守ることができます。
それでは、どうぞ!
もくじ
狂犬病ワクチンの重要性
狂犬病は、犬や猫などの動物から人間に感染する重大なウイルス感染症です。この病気は脳炎を引き起こし、致死率は100%という恐ろしい病気です。以下では、狂犬病ワクチンの重要性について詳しく説明します。
狂犬病の概要
- 狂犬病は、狂犬病ウイルス(Rabies virus)によって引き起こされる感染症です。
- ウイルスは唾液を介して感染し、噛まれたり、唾液が開いた傷口や粘膜に触れたりすることで人間に伝播します。
- 感染するとウイルスは神経組織に侵入し、中枢神経系に炎症を引き起こします。
狂犬病ワクチンの目的
- 狂犬病ワクチンは、犬や猫などの動物に接種することで、狂犬病に対する免疫を獲得させることを目的としています。
- ワクチン接種により、動物が感染した場合でも症状の発現を抑え、人間への感染リスクを大幅に低減することができます。
公的機関のデータURL:
- 狂犬病に関する情報: 日本獣医師会
狂犬病ワクチンの種類とスケジュール
狂犬病予防のためには、定期的な狂犬病ワクチンの接種が重要です。以下では、狂犬病ワクチンの一般的な種類と接種スケジュールについて説明します。
狂犬病ワクチンの一般的な種類
- 不活化ワクチン: 狂犬病ウイルスを無害化したもので、ワクチン接種により免疫を獲得します。
- リビングワクチン: 生きた狂犬病ウイルスを弱毒化させたもので、ワクチン接種により免疫を獲得します。
狂犬病の予防注射に使用するワクチンは、国際獣疫事務局の作成した基準に適合した不活化ワクチンでなければなりません。
国内で販売されている狂犬病ワクチンは、いずれもこの基準に適合した不活化ワクチンとなっています。
狂犬病ワクチンの接種スケジュール
- 幼犬: 通常、幼犬は6週齢からワクチン接種を開始します。最初のワクチン接種後、2~4週間ごとに追加のワクチン接種が行われます。
- 成犬: 成犬は、幼犬のワクチンスケジュールに続いて、1年に1回の間隔でワクチン接種を受ける必要があります。
- 厚生労働省が定める「狂犬病予防法」によって定められた飼い主の義務です。お住まいの市区町村に犬を登録し、1年に1回の接種をします。
受けないとどうなる
狂犬病の予防接種を受けさせなかった場合、義務違反になり、20万円以下の罰金に処せられます。
狂犬病ワクチンの安全性と副作用
狂犬病ワクチンは、多くの動物にとって安全かつ効果的な予防手段です。しかし、ワクチン接種後には稀に副作用が発生することがあります。以下では、狂犬病ワクチンの安全性に関する情報と一般的な副作用について説明します。
狂犬病ワクチンの安全性に関する情報
- 狂犬病ワクチンは、科学的な研究や厳格な品質管理を経て製造されています。多くの場合、ワクチンは安全であり、重篤な副作用は稀です。
狂犬病ワクチンの一般的な副作用
- 接種部位の反応: ワクチン接種後、一時的に接種部位に腫れ、赤み、痛みが生じることがあります。これらの反応は通常、軽度で自然に改善します。
- 全身的な反応: 稀に、ワクチン接種後に一時的な発熱、不調、食欲不振などの全身的な反応が現れることがあります。これらの症状は通常、数日で改善します。
- アレルギー反応: まれに、ワクチン成分に対するアレルギー反応が発生することがあります。重度のアレルギー反応はまれですが、アナフィラキシーショックなどの重篤な症状が現れる場合もあります。
狂犬病ワクチンの副作用対策
- ワクチン接種後の反応が気になる場合は、獣医師に相談しましょう。軽度な反応は通常、自然に改善しますが、重度の副作用や持続する症状がある場合は、獣医師に報告する必要があります。
- 獣医師は、動物の健康状態やワクチンの履歴を考慮して、適切な狂犬病ワクチンを選択し、適切な投与方法を実施します。また、事前の健康チェックやアレルギーの既往歴の確認も行います。
狂犬病を受ける期間と費用は
狂犬病の予防接種を受ける期間は4月1日~6月30日までに受けるのが基本です。登録した市区町村から予防接種の案内が届きます。
市区町村で実施される集合注射を利用するか、かかりつけの病院ので接種のどちらかになります。
費用は集合注射の場合は3,000円程度でしょう。かかりつけの病院で接種する場合は病院によって費用が違いますので、獣医師に確認をしてみましょう。
接種後に小さい金属製の「注射済票」が発行されますので、首輪などに接種証明として付けます。
まとめ
狂犬病ワクチンは、愛するペットを狂犬病から守るために非常に重要な役割を果たしています。以下は、狂犬病ワクチンに関する要点をまとめたものです。
- 狂犬病ワクチンの定期的な接種は、狂犬病の予防と感染リスクの軽減において非常に重要です。
- 狂犬病ワクチンとスケジュールは、動物の年齢や健康状態に応じて決定されます。幼犬から成犬まで、適切な接種スケジュールを守りましょう。
- 狂犬病ワクチンは一般的に安全ですが、稀に副作用が発生することもあります。獣医師との相談や適切な注意事項を守ることで、安全性を高めることができます。
- ワクチン接種後に異常な反応が現れた場合は、早めに獣医師に相談しましょう。
- 狂犬病ワクチンの重要性は、愛するペットの健康と周囲の安全につながります。リスクと利益のバランスを考慮しながら、ワクチン接種の重要性を認識しましょう。
狂犬病は命を脅かす病気ですが、狂犬病ワクチンの普及により感染を予防することができます。愛するペットの安全と健康のために、定期的な狂犬病ワクチン接種を行いましょう。予防接種は飼い主の義務です。獣医師との協力と適切なケアにより、狂犬病からの保護を確実にしましょう。
以上最後までお読みいただきありがとうございました。
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