こんにちは、けんけんです。
これから犬を迎えるけど、トイレトレーニングのやり方が分からない。いつまでたっても上手くトイレができない。と悩んでいませんか?今回の記事では、一番最初に取り組むトイレトレーニングについて、始めるタイミングややり方などわかりやすく解説をします。
この記事は以下のような人におすすめ!
- 犬をこれから迎えようとしている人
- 犬のトイレトレーニングについて悩んでいる人
- しつけの方法について知りたい人
これから一緒に愛犬と生活をするうえで、トイレを覚えてもらうことはとても重要なことです。しかし、まだ幼い子犬にどのようにしてトイレを覚えさせればよいのか悩んだり、迷ったりする人もたくさんいます。今回の記事ではトイプードルと暮らし、当ブログで犬に関する記事を執筆している、わたしがトイレトレーニングについてわかりやすく丁寧に説明をします。
この記事を読めば、トイレトレーニングのコツがわかり、愛犬が自分でトイレでおしっこをできるようになりますよ!
それでは、どうぞ!
もくじ
トイレトレーニングの前に準備するもの
トイレトレーニングをする前に必要なアイテムを準備しておきましょう。
必要なアイテムは次の4つを最低限揃えます。
事前に準備するもの
◆トイレシート
◆トイレトレー
◆クレート
◆サークル
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各アイテムについて、もっと詳しく知りたい人は下記の記事にまとめていますので、良かったらお読みください。
・犬のトイレシートの交換頻度は?トイレシートの選び方について解説
・犬の「クレート」は何に使う?クレートの特長や使い方をわかりやすく解説
・ドッグサークルとは何?ペティオ「トイレのしつけが出来る ドッグルームサークル」の特長や使い方、デメリットや注意点を解説
トイレトレーニングを成功させるコツは、次の2つです。
トイレ成功のコツ
- 飼い主さんが排泄のタイミングを把握すること
- 犬がわかるようにトイレの場所を明確にすること
クレートは犬の寝る場所で、サークルはトイレとして、犬が覚えやすいように明確に仕切ってあげることが重要です。この2つのことを覚えてください。
やってはいけないしつけの方法
どんな「しつけ」でも大切なことがあります。できないからと大きな声を出して叱ったり、体を叩いたりするのは絶対にやってはいけません。犬は叩かれても、なぜ叩かれたのかを理解することができず、ただただ飼い主さんが怖くなってしまいます。動物のしつけは飼い主さんとの信頼関係が非常に重要です。叩いて、叱っても信頼関係は築けません。叩く、大きな声で叱るのは絶対にやめましょう。
トイレトレーニングを始めるタイミング
トイレトレーニングは、迎えた初日から始めます。すぐにトレーニングを始めないと、クレートの中や部屋の中で、おしっこやうんこをしてしまいます。トイレトレーニングはこれから一緒に生活をするうえで、最初の大事なトレーニングとなります。信頼関係が重要です。失敗しても、叱ったり、さわいだりせずに根気強く教えてあげましょう。
飼い主の手は「いいこと」があるを覚えさせる
トイレやハウスを教える前に、愛犬に覚えさせたいことがあります。「飼い主さんの手はいいことをしてくれる」と覚えさせることです。手を怖がらないことは、しつけや日々の健康チェックのために大切なことです。信頼関係を築くための最初の大切なことです。
「手はいいこと」を覚えさせるために、手からフードやおやつをあげたり、気持ちのいいところを撫でてあげたり、おもちゃを使って遊んであげたりしてください。
最初は怖がってしまうかもしれませんが、粘り強く接することで、飼い主さんに慣れてくれます。
手に慣れさせるトレーニング
- 手のひらにフードやおやつを乗せ食べさせる
- 食べたら、ほめながら撫でる
- 手を使っておもちゃで遊ぶ
ドライフードもしくはおやつを手のひらに乗せて食べさせます。怖がって手から食べないのであれば、床に少しのフードを置いて慣れさせましょう。
手から食べてくれたら、「いい子だね~」とやさしくほめながら、体を撫でてあげましょう。手からフードももらえて、手で撫でられると、犬にとって手はいいことが起こるものだと認識させましょう。
手からフードも食べて、慣れてきたらおもちゃを使って遊んであげましょう。手を使って遊ぶことで、手がいいことだと強く印象付けることができます。
トイレトレーニングのやり方
トイレトレーニングを成功させるコツは
ポイント
- 飼い主さんが排泄のタイミングを把握すること
- 犬がわかるようにトイレの場所を明確にすること
でしたね。クレートとサークルで寝床とトイレを区切ったら、排泄の時間の目安をみながら、排泄タイミングを見計らってトイレに誘導をします。
排泄の時間の目安
子犬がおしっこを我慢できる時間の目安は「月齢+1時間程度」と言われています。例えば、月齢が3ヶ月の子犬の場合、4時間が目安になります。トイレトレーニング初期は、トイレの時間を記録して、排泄タイミングを把握するのが大切です。
トイレトレーニングの方法
トイレトレーニングの方法
- リードを付けてクレートから出す
- リードを使いトイレに連れて行く
- 排泄をする
- ほめて、おやつをあげる
- サークル(トイレ)から出す
- クレートに連れていく
1:リードを付けてクレートから出す
1、排泄の時間の目安を参考に、排泄の時間になったらクレートから出してリードを付けます。
2:リードを使いトイレに連れて行く
2、リードを使って、犬をサークルの中に誘導し、中に入ったらサークルの扉を閉めます。
※誘導が間に合わずにサークル以外でおしっこをしてしまったら、慌てず静かにクレートに戻し、おしっこを片付けます。おしっこをした場所は消臭剤を使って匂いを完全に取り除きます。
3:排泄をする
3、サークルの中で排泄をさせます。「ワン・ツー」と排泄に合わせて掛け声をかけるのも犬がタイミングを覚えるので良い方法です。
※サークルに誘導してもおしっこをしないときは一度クレートに戻して、10分程度まってから再度チャレンジをしましょう。
4:ほめて、おやつをあげる
4、トイレスペースで排泄が出来たら「いい子だね~」と優しく声をかけ、撫でておやつのご褒美をあげます。ここでのポイントは「トイレでおしっこ=良いこと(うれしいこと)」を覚えることです。
5:サークル(トイレ)から出す
5、おしっこをしたらサークルから出してフリーにします。「おしっこをしたらサークルから出られる」を覚えさせます。
6:クレートに連れていく
6、外に出しっぱなしにせずに、15分ほど遊んだらクレートに誘導をします。クレートの中で落ち着いていたらご褒美のおやつをあげます。
以上のことを繰り返し、根気強く行い、トイレトレーニングを行います。できるようになるまでは飼い主さんもたいへんですが、叱る・叩くは絶対NGであることを肝に銘じてください。
オシッコのニオイを取るには
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もっと詳しく知りたい人は「犬の尿の臭いを天然成分で消す!JOYPET「オシッコのニオイ・汚れ専用」の特長やデメリットや注意点を解説」をぜひお読みください。
トイレトレーニングのQ&A
トイレトレーニングの飼い主さんのよくある悩みについてお答えします。
いつまでたっても上手くできない
いろいろな「しつけ」に言えることですが、失敗の経験をさせないようにすることが重要です。
覚えてほしくないことは体験させない、覚えてほしいことはうれしいと一緒に体験させることが重要です。トイレトレーニングの場合は、排泄のタイミングを見てトイレに飼い主さんが誘導する。トイレが成功したらおやつのご褒美をあげてほめる。これを繰り返すことが成功の秘訣です。あきらめずに根気強く頑張りましょう。
おしっこのタイミングがわからない
子犬のおしっこの間隔の目安は「月齢+1時間程度」です。まずは、この時間を目安にトイレに誘導をしてあげましょう。それ以外にも子犬がソワソワして落ち着かない、クンクンと匂いを嗅いでいる仕草がトイレのサインです。わたしの犬はよく食事をした後におしっこをするので、食事後にトイレに連れていくのもよいでしょう。
夜中もトイレに連れて行くのか
早くトイレを覚えてもらうには、夜中もトイレに誘導してあげるほうがよいです。他にも面倒をみてくれる人がいるのであれば、トイレを覚えるまで、分担してトレーニングを行いましょう。
まとめ
今回の記事では、トイレトレーニングについて解説をしました。
トイレトレーニングはこれからの生活のために、愛犬にとっても飼い主さんにとっても重要なトレーニングです。迎えた初日から取り組みましょう。
トイレトレーニングを成功させるコツは
コツ
- 飼い主さんが排泄のタイミングを把握すること
- 犬がわかるようにトイレの場所を明確にすること
上記のコツに加えて、トレーニング中におしっこに失敗しても絶対に叱ったり、叩いたりしないようにしましょう。
不安なのは犬も一緒です。この後のさまざまなしつけのためにも信頼関係を築くことを大切にしましょう。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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